毎月恒例のSUSONOトークイベント。10月は文化人類学者・医療人類学者の磯野真帆をゲストにお迎えして行われました。
コロナ禍における新しい生き方を人々が模索する中、様々なメディアで提言をなさっている磯野さん。

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-isono-1?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharefacebook&sub=0_124487744#124487744

今回のトークイベントでも、コロナ禍で社会がどう変わったのか、どんな問題が明るみに出たのか? というテーマから、佐々木俊尚さんとの話がスタートしていきました。

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佐々木「磯野さんは幅広い分野をカバーしていて、最近はコロナに関するテーマもいくつか拝読しています。まずはその話から。コロナは極端な印象があり、ずっと原理教みたいに怖がっている人もいれば、コロナは風邪だ! と言ってマスクしない人もいる。今の両極端な日本をどう評価していますか?」
磯野「私は感染症の専門家ではなく、医療人類学者です。ただ、たまたま死生観に関する本などを出していたので、(インタビューを受けた)BuzzFeedとも縁があった。今年の3月は緊急事態宣言の声が怒号のように高まっていて、それがコロナよりも怖かった。反政権の人たちが強い言葉で『緊急事態宣言を早く出して』と主張していた。でも、政権に批判的な人たちが緊急事態宣言という『管理してくれ』ということを、リベラルの人たちが言うのが怖かったですね」