先月より発売開始となりました、SUSONOの2年間のあれこれを1冊にまとめた「#susonolife」。その内容を皆様にちょっとお見せしましょう! というコーナーです。

今回はなかむらゆいさんの「じゃ部を打つ」です。
「じゃ部」はSUSONOの初期からある部活動でして、現在も活発に「〇〇をしよう!」という提案がなされています。何でもありの不思議なグループですが、その根本にあるカルチャーというものが、SUSONOらしさでもあると感じています。そして、ゆいさんのエピソードもまた、じゃ部らしさ、SUSONOらしさにあふれています。
これを読んだら、「よし、じゃ部を打ってみよう!」となるかも!?
それでは、どうぞ!



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 SUSONOには『じゃ部』という部活動がある。
 じゃ部は、部長がいないのに成り立っている、ちょっぴり変わった部活動だ。

 じゃ部はみんなが自由にイベントを立てることができて、ゆるっと発信することを目的に存在している。

 わたしがSUSONOに参加した頃、すでに『じゃ部』はあった。
 毎月、活動したり、しなかったり。気まぐれで、ゆるい部活動という印象で、わたしは、そのゆるさにひかれ、お散歩したり、おいしいご飯を食べるイベントなど、何度も参加した。
 しかし、今更になって、インパクトのある『じゃ部』という名前の由来を知らないことに気付いた。それくらい、いまのわたしには違和感なく、空気のようになじみのある言葉になっていた。

 由来について、過去のブログを辿ると、『「SUSONOで投稿するのは少し緊張しちゃうから、ジャブを打つ感覚で投稿したいよね」というメンバー間でのやりとりがあった。』と、ある。

(引用)スベったっていいじゃない。はじめの一歩のためにジャブを打つ場にできたら【じゃ部インタビュー】


『ジャブ=力をあまり入れずに放つパンチ』、あぁ、まさに『じゃ部』だな、と調べて納得。
 あまり力を入れず、「やってみない?」と、ちょっぴり勇気を出して投稿する感じ。活動や空気感をよくあらわしている。

 こうして、『じゃ部』についてまとめていくと、SUSONOに出逢うころの記憶がふわふわと蘇ってきた。

 SUSONOに出逢う前のわたしは、興味があることや、趣味も大体一人で楽しんでいた。「一人の方が気楽だし」、と思いながらも、なんだかグレーな、もやもやとした日々を送っていた。
 しかし、SUSONOのメンバーと関わっていく中で、学生の頃に経験した共有、共感する事の楽しさを思い出していった。そして、ふと気付くと、もやもやのフィルターは消えていた。
 そんな自分の変化を感じ始めたころ、自分でもイベントを企画し、みんなで楽しみたいという気持ちが高まり、メンバーに話してみることにした。
 すると、『じゃあ、やってみたら?イベント立ち上げてから色々考えてもいいんじゃない?』と、なんともSUSONOらしい、ゆるくて前向きな言葉が返ってきた。
 そこで、勇気をもらったわたしは『じゃ部を打つ』ことにした。

 わたしが、みんなで楽しみたい! と、企画したイベントは『読書会』。
 子供のころから読書は好きだったけれど、共通の趣味を持っている友人はほとんどいないので、「誰かと共有する」ということをあまりしてこなかった。しかし、SUSONOには様々なことに興味を持っている面白い人たちがいる。そんな人たちが普段どんな本を読み、興味を持っているのか知りたくなったのだ。
 イベントを企画してからは、もくもくと妄想がふくらむ毎日。自分が企画するから、なんでも自由に好きなように考えていい。ものすごく自由なことをしているなと気付き、心が広くなった。
 そして、読書会について、いろいろとアイディアを出した結果、大好きなパンと本を組み合わせて、パン屋さんでモーニングを食べながら、好きな本を紹介するという、『じゃ部を打つ』ことにした。

 読書会当日。
 最初はドキドキしたけれど、おいしいパンを食べながら、各自、好きな本について自由に話し、おしゃべりも弾んだ。参加者からは、わたしが普段読まないような本をたくさん紹介してもらい、新たな知識や情報も得ることができた。本が好きな人との会話は楽しい。
 パンの良い香りとともに有意義な時間を過ごすことができた。
 
 実際に、読書会を開催して感じたことは、『自分でも出来るんだ!』という自信に繫がったということ。わたしはやりたかったことを実行でき、充足感を覚え、その後も、『じゃ部』で、カフェでの読書会のイベントを不定期で立ち上げている。今でもイベントの立ち上げ時は緊張するけれど、そんなときは子供のような『やりたい!』という素直な自分の心に従うようにしている。

 SUSONOに参加した当初は、自分でイベントを立ち上げる日が来るなんて全く考えていなかった。そんな自分が、企画し、実行することになるとは……。
 しかし、イベントのことを考えると、不安よりも、わくわくの方が勝っていた。それは、自分のやりたいことを素直に実行に移せたことによる、達成感があったからだと思う。イベントの立ち上げ時、すでにそんなことを感じていた。

 受け身のわたしがここまで行動できたのは、SUSONOのメンバーが発言を否定せず、受け入れてくれるという安心感があり、挑戦をすることへのハードルを下げてくれるからだ、とわたしは考えている。

 行動することは勇気がいる。けれども、『じゃ部を打つ』ように、ちょっとだけ勇気を出して行動すると、今まで気付かなかった新たな自分を発見できるかもしれない。
 SUSONOという居心地の良い環境と、『じゃ部』を含めたすべての活動は、自分の可能性を広げてくれている。そんな気付きを得ることができたことに感謝している。


<了>


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