こんにちは。ワラさんこと和良拓馬(わら・たくま)です。本をつくる話をするときは、こちらのペンネームでお話をしたいと思います。

12月に正式にグループとして「SUSONO本」を発足させる運びとなりました。「SUSONO本」とはオンラインコミュニティである、ここSUSONOの活動や、そこにいる人々の思い、そしてSUSONOのこれからをまるっとまとめて「本」にして、皆様に通して伝えていこうとするプロジェクトです。
当方が発起人兼編集長(※特に何らかの手続きをもって承認された訳ではないが、状況証拠を踏まえてそう名乗らせていただく)として、完成に向けて動きたいと思います! よろしくです!

で、なんで急に本をつくるのか? というお話です。


≪経緯について≫

2017年12月に発足したSUSONOですが、活動を開始して丸2年が経過しました。月に1回のトークイベントだけでなく、「部活動」として有志がグループをつくり、旅行、料理、ボードゲームなどの企画が多数行われました。
一見すると順調にコミュニティが育まれており、当方も楽しくメンバーと活動していたのですが、その一方でこのような思いも抱いていました。

「SUSONOの楽しさや魅力をストックできていないし、かつそれをコミュニティの外側に伝えられていない……」


≪コミュニティ内外で情報は行き交っているか?≫

コミュニティに関して、このような論文があります。ちと長いので、おヒマなときに読んでね。

「弱いつながり」の誤解と本質──社会ネットワーク研究の世界(前編)
https://bnl.media/2018/06/socialnetworks-vol1.html

「強いつながり」と「結束」の強み──社会ネットワーク研究の世界(中編)
https://bnl.media/2018/06/socialnetworks-vol2.html

「弱いつながり」よりも「広い帯域幅」が新情報をもたらす──社会ネットワーク研究の世界(後編)
https://bnl.media/2018/06/socialnetworks-vol3.html


簡単に言うと、「強いつながりにも、弱いつながりにもそれぞれメリット/デメリットがある」「これからのコミュニティ内では『帯域幅が広がる状態』≒結束を強めて情報の交流を強めていくようになるのでは」ということです。

ふとSUSONOのこれまでを振り返ったとき、「情報が行き交っていたか?」という点においては、非常にドキッとしてしまうのです。
SUSONOは「ゆるくつながる」「目標や目的を持たずに活動する」ということを大々的に謳っているコミュニティです。そのランダム性があったからこそ、これまでに無い人々との出逢いや、踏み込んだことが無い領域へのチャレンジなどができたわけです。
ただ、その一方で「これからもっと活動を深めていこう!」と思ったときに、メンバー間のコミュニケーション量が減ってしまったり、主要なメンバーが去ってしまったりと、非常にもどかしいことが続いてしまいました。
さらに、外的要因では今年12月をもって運営体制が変わることになり、よりメンバー主導で物事を進める機会が増えることになりました。自由度が増える一方で、SUSONOはこれからどうなるんだろう、何ができるんだろう? という思いが頭を過っています。


≪「再定義する」と「外に出る」≫

このような現状を踏まえ、さらにSUSONOの活動をどういう方向性で進めるかを考えた時、僕は「本をつくることでSUSONOを再定義し、本を販売することを通してコミュニティの外側に出てみる」というやり方でチャレンジしてみたいと提案しました。

僕が趣味で本をつくり始めてから丸5年になりますが、本をつくるという作業は非常に内省的な試みです。原稿を書いたり、推敲したり、構成を組み立てていく中で、自分自身にとってこのコミュニティはどういう存在なのかに気がつけるのでは……ということに期待しています。それを一言で表すならば「再定義」となるでしょう。

また、今回の本は電子版は各種電子書籍ストアで、紙版は2020年5月に開催される文学フリマ東京での販売を目指しております。
SUSONOはどちらかというとクローズドなオンラインコミュニティですので、多分「SUSONOがつくったモノを売る」というのは初の試みになると思います。ただ、ここで大事なのはいくら売るか云々ではなく、本を通して他者(特にコミュニティの外側にいる人々)と交流することだと考えています。この刺激を通して、よりSUSONOの方向性が明確になれば嬉しい限りです。

あと、なぜ本なのか? という点はすいません、僕が本をつくる技術を有しているから、というだけのことです。まあ、演技に長けていたら舞台公演していたかもね、くらいの話です。


≪本をつくる「プロセス」を楽しんでいこう≫

先にも述べましたが、SUSONOでは「目的や目標を持たない」ことを是としています。それを踏まえると、「本をつくる」という営みは極めて「目的や目標を有する」ものとなるでしょう。
その矛盾に関しては気をつけていきたいところだと、正直に思っています。今回の活動で重視すべきは「つくるプロセスによる自己理解・相互理解」であり、例えば何部売るとか売上をX円にしようとか、そういうものは提示しません。まあ、まず出版ってそんなに儲からない(ry

ということで、大事なのはプロセスということです。


≪最後に、SUSONOの元メンバーの皆様へ≫

本稿は外部公開されており、SUSONOのメンバーでは無い方も読める仕様となっております。
なので、SUSONOを訳あって退会されたメンバーの皆様にも、読者の中にはいるかもしれません。そこで、ひとつお声がけをしたいと思います。

原稿を載せてみませんか?

内容は(よほどの公序良俗に反するもので無ければ)何でも可です。
文章じゃなくても良いです。写真、漫画、詩歌などもオッケーです。

「SUSONOの本」はSUSONOの世界に触れる本であり、そこに「思い」を掲載する資格があるのは「SUSONOに少しでも触れたことがある人」だと考えています。
あと、僕も長く所属しているとは言え、気がつかないことや触れていなかった側面もあると思います。それが「本」の面白さを増幅させることになると思いますので、ぜひ。

※原稿掲載のご相談したい方がいらっしゃいましたら、Twitterが一番オープンなのでそこからご連絡を
→ @Waratas

ですので、もうメンバーじゃないから、とか遠慮しなくて大丈夫です。大事なのはメンバーか否かではなく、原稿の〆切を守れるか否かです!(笑)

そんな感じで、本の完成をお楽しみに!? 

ではまた!