最近とうとう「鬼滅の刃」を読みました。
(Netfilixでアニメを視聴し、その後7巻~22巻をKindleで読みました)
その中で個人的にとてもハッとしたことがあり、
これは言語化しておきたいな、とPCを開いています。
※以下大したネタバレはないと思いますが、
ネタバレ絶対したくない派の方はご注意ください※
この物語は、「継いでいく」物語だと思いました。
たとえ自分が成し遂げられなくても、
自分が中継地として受け継ぎ、そのあとの世代が達成してくれる。
一代の命の長さでは完成しれきないと分かっていても
絶望せずに次の世代に託していく。
そういう生き方に意味がある。
そんな風に捉えました。
何かと自分が成し遂げることにこだわっていた気がします。
自分は何において特別なのか、
何を成し遂げられる人間なのか。
「中継地」であることは、なんだか半人前のように思えて
そういう自分を受け入れられなかった。
現代社会だと「誰かがやってくれる」という思考は
「他責思考だ!」と言われたりするし。
でも今
「中継地として存在すればいい」
「自分ひとりでやりきれなくても絶望しなくていい」
と思えたら、いろんなことを望みとして持ちやすくなった気がします。
中継地を極め、
凡人を極め、
生きていきたいな~と思いました。
おしまい